リフォーム会社

リフォーム会社とは、名の通りリフォーム工事を得意、主体とした会社です。

その中身は、工事が得意でなはなく、多少の資金で何百万程度の工事の打ち合わせをしたり、交渉したり、段取りをしたり、工事に付随する事だけをする元請け業者と言われるものです。そこには、リフォーム会社も儲けを考えなくてはいけなく各職方見積もりから2割以上を乗せてお客様に提示します。

リフォーム工事の内容は、解体から始まり、給排水の撤去や廻し、天井や間仕切り、壁の造作、電気配線、床下地工事、諸々の設備設置、水道関係結び、内装(床仕上げ、壁紙クロス張り、巾木、仕上げ材の張り付け等)、電気関係仕上げ、クリーニング(引き渡し清掃)となりますが、それぞれの専門の職人達が元請け業者の新人の担当の指示通りに作業、工事をします。だいたいこうです。

そして、お客様は仕上げだけを見て、納得して完了になる。

ここまでは「そうだね。誰でも知っている。」と、聞こえてきそうですが、物事というのは長くやればやる程、疑問、改善点が生まれてきます。

全てにおいてそう思うし、建築・内装も例外ではございません。

私からの見解を話そうと思います。

先ず、お金の勘定と実際の現場の進行は真逆である。

お金の勘定は儲けを考える。誰でもそうですが私がいいたいのは、お金の儲けだけしか考えていないという事。それは工事が出来ない、分からないのからです。それに毎日毎日卓上で数ばかりを追いかけ、儲け話ししかしないのが前提なので工事なんて、受注してしまえば、後はお客様の事など考えません。工事がおろそかになる。それに、会社の小さい職人達を見下げる傾向にあり、工事の事が分からないのに、こうしろ、ああしろ‥…。

それが元請け業者です。

実際の現場の進行させる職人は、工事の出来栄えしか考えないで黙々と作業します。工事中はお金の勘定している時間が無いのです。よっぽどの工事変更がない限り、工期を絶対と考え、交渉している時間がない、出来るなら早くその場で工事を進めたい、と思うからです。

では何故か?

元請け業者にお金を握られているので都合の悪い事に成るからです。

追加の代金を払ってもらえないし、工期がズレてお客様に値下げの交渉されたから代金を引くなどといって法外な値引き代金しか貰えなかったりします。昔からよくあります。職人達は二度とこの様な元請業者とは提携しないので、元請けのリフォーム会社は常日頃、良いことだけを言って職人を募ります。工事の依頼が来たお客様には、嘘八百を言ったり、物事を偽って、工事契約をしてから、やっきになって職人を確保します。腕が確かなんて分からないのに。

お金の勘定しか出来ない、工事の事等何も分からない。元請け業者。

工事の事しか考えない。少なくとも損をする職人達。

元請業者は、工事の表面しか分からないので、いざという時は、よく工事がストップします。よく、職人のせいにして責任転嫁して、お客様に嘘をついて。

しかし、経験の浅い職人は、元請けで請け負う実力も、なければ自身もない。自分の工事しか分かりません。

何が良いのか?

お客様が、沢山経験してきた職人をそれぞれ契約し、段取りを作業する職人達に任せ、工程を作り、お客様と職人達と全て共有して工事する事です。必ず進捗状況を報告する。

完璧に近い構図と思われます。