〖道具〗

・糊付け機械 

→この機械は、物凄く活躍してくれます。

かなり昔は壁の仕上げ材料は布製で包丁で一枚一枚切って張っていたそうです。包丁も切れ味が良くないと駄目なので、見習いは一日中包丁を研いでいたそうです。

その後、糊付け機械が登場しますが、糊を付けたい寸法まで手動で動かしていました。それが進化してコンピューターに寸法を入力して、その寸法まで自動で糊が付くようになりました。内装業を営むためには必要で現在主流で誰でも持っています。

他にも道具は細々揃えないといけませんが、糊付け機械は少し貯めていけば買えない金額ではありません。

一年生や二年生でも独立することは可能ですが、仕事を取ることは非常に大変です。腕も無く長続きしません。

そんなに甘くはありませんね。

この機械を開発した方は凄いし大発明と思います。

 

・脚立

→ひとえに脚立と言っても、それはもう大変な数の種類があります。

20、30年前は鉄製で凄く重いし錆びる。足を乗せる所も細い棒で足に悪い。曲がる。曲がるとバランスが悪くなり3点で立てる事になりグラグラくる。転倒します。仕事になりません。良いことは無いですね。

現在は、アルミ製なので、それら全ての問題を解決してくれています。軽い、錆びない、足を乗せる所も幅があり楽だし、曲がらない、ついでに安い。

2段や3段、3尺~9尺があるのは知っています。弊社所有は3尺、5尺、7尺、梯子にもなります。

それから、通称馬というのがあります。脚立と足場板が合体した工具があります。天井の作業時に活躍します。

そして2連梯子、足が一つ一つ伸びます。床の形状に合わせられる、階段作業の為に作られました。

弊社が7尺脚立を所有しているのは、ロフト、吹き抜けの作業をするためです。

色々な場面で使い分けます。

 

・カッター

→カッター本体は、大、中、小であまり種類はありません。小は、主にクロス工事や薄い材料を切断するのに使用します。

大は、比較的に厚いものや硬いものに使用します。聞きなれない中は、クロス職人が使っているのをたまに見かけます。

カッターの刃ですが、これは思ったより沢山の種類があります。刃の先端の形状、刃の厚み、弊社が使っている超薄い刃は、

ペラペラ曲がります。切れ味抜群です。高いですが。

 

・ヘラ

→これもカッター同様、ヘラの長さ、厚さ、柄の長さ、厚さ、形状、沢山あります。

当たり前ですが用途も様々です。壁紙を張る時に使うもの。下地処理のパテを打つ時に使うもの。

ヘラも随所に渡って使い分けますが、私は一現場で使うヘラは6種類です。

 

・スクレパー

→主に、床工事に活躍し無くてはならない工具です。

手に持てる位の大きさで、先端にカッターの刃を取り付けます。

床の不具合、剝がれなかった箇所等、取り除くのに使います。大活躍です。

簡易的なものもあり壁紙が剝がれずらい時にも使います。

これらは我々をかなり助けてくれる道具の一つです。

 

・インパクトドライバー

→壁紙を張り替える前に、コンセントカバーやカーテンレール等を外す時に使います。

床工事する時や壁を造作する時等、ビス止めする時に使います。

メーカーも色々ありますが、値段、使い勝手で「マキタ」を使っている職人が多いように思います。